新型コロナウイルスパンデミック表明から半年ワクチン開発は?

2020/11

中部協同病院 感染管理認定看護師 比嘉 佳幸

ワクチン開発は、安全性や効果の確認まで慎重に行う必要があることから、これまでは10年ほどかけて進められるのが一般的でした。
このため半年前には、新型コロナウイルスのワクチンが実用化されるにはどんなに急いでも数年はかかるとも言われていました。

現在、世界で180のワクチン候補、最終段階も

新型コロナウイルスがパンデミックとなり、世界中でワクチンの開発が一斉に始まりました。
WHOのまとめによりますと、9月9日の時点で世界各国で180にも上るワクチンの候補が報告されていて開発が進められています。
このうち35でヒトに投与して安全性や有効性を確かめる臨床試験が行われていて、中には、開発の最終段階に進んでいるものもあります。

専門家「安全性確認には時間が必要と認識すべき」

ワクチン開発に詳しい東京大学医科学研究所の石井健教授は次のように話しています。
「この半年でいろいろな所でいろいろなワクチンが開発されているのは、いままでの科学の成果のたまものだ。
研究室レベルの技術だったものが一気に産業レベルにまで進む技術革新が起きているのは間違いない。ただ、性急な開発は思わぬ問題につながるおそれがある。
安全性を確認するには時間が必要だということは認識すべきだ」日本は、政府が海外の複数の製薬企業とワクチンの供給を受けられるよう協議を進めているほか、どのような人たちに優先的に接種するのか接種の基本方針の策定を進めています。

特設サイト
新型コロナウイルス/NHKより

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